小振りの北京ダックの皮が11枚。 まず皮をはいで、その後板の上で皮に付いた肉を徹底的にそぎ落として、皮のみを供する。 ダックにナイフを入れた瞬間と、ジュワーと大量の汁があふれでる・・・ てりてりとした表面のつやと切り分けた皮をセンベイの上にのせると、ジュワと音が食欲を刺激してくれる。 ここでの北京ダックは全て店側が包んでくれる。手を汚さないように・・・とはいっても食べるときには 脂があふれ出てくるので、結局手は汚れてしまうのだが。 1枚を食べると、じわ〜とうま味が口の中で広がる。 が、今ひとつ物足りない。 何個か食べ進むうちに気が付いたのだが、中のソースが徹底的に少ないことに気が付いた。 これは大きな欠点だ。 仕方がないので、テーブルの上の醤油を使って味を補う。 これはこれで結構美味しいが、なんとなく寂しい気持ちはぬぐいえない。 そして、この醤油がたれた下のセンベイがまた妙味。 つい食べ過ぎないようにセーブしながら。 このセンベイは、イエロー、ホワイト、グリーン、ブルー、オレンジとカラフルで面白い。 北京ダックはサーブする人により、味が大きく依存することは覚えておきたい。 「たれ」とダックとのコンビネーションが命。 ピンは若干乾き気味、そして少し温度は下がってしまっているのもネック。 今回の北京ダックははずれ。 残念。 |