ニース風夏野菜のテリーヌ ピストーマリネのマグロのコンフィ |
なかなか手の込んだ見た目にもよい一品。
野菜は茄子、トマト、ズッキーニ、赤ピーマンなどらしい。
上の外側に巻いてあるのが、紅ピーマン。下の白いものが茄子。上がズッキーニ。
トマトはペースト状になっており、その間を埋めている。
結構、厚い。
脇にあるのが、マグロ。 上の緑は当然ピストー。
下側には少量のタプナード。
味としては素朴に野菜そのもの、といった感じ。 強い味は付いていない。
酸味も若干で、野菜の甘みが引き立つ程度。
タプナードで塩分を補って食べるという感じ。
強烈な主張はないもののしみじみとした味わいがあり、ワイン、バターをつけたパンと一緒に食べる。
マグロには軽く火が入っており、ほろほろと崩れる落ちるような柔らかさが印象的。
ピストーの緑が鮮やかで、目を楽しませてくれる。
全体的に強い印象はないが、野菜をしっかり食べているという気にさせてくれる一皿。
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ジャンボンペルシェ |
豚すね肉のハムとパセリのゼリー寄せ リヨン風 トマトとキュウリのサラダと共に。
今月の「専門料理」(という雑誌)に載っていた一品。 帰宅後知りましたが(笑)
本によると、豚すね、豚足を細かく切って、香味野菜、煮汁を澄ませて味を調えたもの。
リヨン風とあるが、ソースはラビゴットソース。
なかなか刺激的な一皿。
ラビゴットソースの強烈な酸が豚肉を優しくマイルドに感じさせ、さっぱりといただける。
しかし、うま味は更に強調されている。
食べ応えのある量。 あまりワインとの相性はよくないものの、かなり好みの一品。
パセリのすぅ〜とした風味がまたワンアクセントになっている。パセリは肉の中にもたっぷり。
そして、野菜もしっかりとしている。 きゅうりのシャキシャキとした歯ごたえ、トマトの甘さとソースとの相性など、
どれも楽しめるものばかり。
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