1年前にシェフが作ったアンチョビで作ったソースとともに、、 上にはラルドも。
先の一品も印象に残る一皿でしたが、この一皿も最高級です。
知らなかったのですが、”合間たけのこ”といえば、京都の料亭で使われる品質のもののようで、
全国の自治体では最も広い1400haという竹林で産出されるもの。 土壌が粘土質で、有機肥料など加えて手間隙をかけて
栽培している模様。
そして、それが名に負けず、さすがとうなされる旨さでした。
たけのこはほっくり、香りも素晴らしく、アンチョビのソースもほどよい塩分と風味。
ラルドの脂でコクも追加されて、ワインともいい相性の一皿に。
いやいや日本にもいい食材があります。
穂先は甘く、さらに香り豊かに。 根元は歯ごたえとしても。
このアンチョビも一般に売られているアンチョビより塩分控えめにしているので、かなりダメになったものもあるとか、、
それでも一年越しの風味は生ならではでしょうか?
葉っぱの中には温泉卵も。
この卵を絡めてもまた異なった味わいになって楽します。
ラルド、卵、アンチョビ、タケノコのコンビネーションは悶絶系です。 マジで。
どうです? この色気、、(笑)
筍にあわせたワインはこちら。
Riesling 2008 Domaine Gobelsburg Trocken
ヴァイングート・シュロス・ゴベスブルグ リースリング
オーストリア産。 オーストリアのワインはあまり詳しくないのですが、ニーターエスターライヒ州のカンプタール地方のワイン。
1171年にシトー派修道院への寄進として始まったワイナリーから発展した同国を代表する作り手だそうです。
リースリングではありますが、リースリングの石油香などはどちらかという抑え目でしょうか?
それが料理には逆によい相性になっております。 あの香りは好きですが、料理との相性は難しいんでは?と思っているので。
こちらも市販2000円ちょっとだからなぁ〜 デイリークラスでも十分にうまいっす。
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