大晦日 Wine Report


は1点。は0.5点。最高は5点とする。

が、個人的趣向が強いので他人にはあまり意味がないかもしれない。



  1月 1日

年越しにかけて飲んだワインと元旦に飲んだワインはこちら。


Dom Perignon Wine Name   Cuvee Dom Perignon
Vintage  1992 評価  ★★★
Maker  Moet et Chandon Country   Frence
Price  ---- Buy  ----
お客人からの差し入れ。

いつもいいものを申し訳ないと思いつつ、カパカパ飲んでしまうあたりが下克上。

開けたときの栓における気圧はやや弱め。美女の「ため息」ならぬ「げっぷ」にぐらいには
抜栓は可能だったかな? < 下品である。

立ち上る泡にはやはり高級品をおもわせる風格がある。 気のせいか?(笑)
小さい、細かい泡が行く筋にも立ち上る姿はこんな時こそふさわしい。

飲んではかなり繊細なイメージ。口の中にするりと入っていく。香りは強めの焼きリンゴ。
さっぱりとした後口。時間とともに、青リンゴ系のさわやかさが強くなり、うまみを
どんどん感じるようになっていくのはなかなか面白い。
 



Keller Wine Name   Riesling Spatlese
Vintage  1997 評価  ★★★
Maker  KELLER Country   Germany
Price  \5500 Buy  入船屋
先日、酒屋で購入したワイン。 若いし、甘口だから、購入直後でも大丈夫だろうと。

さすがに甘く、微発泡(注いだときのみ)。 後味は苦み、そしてその香味は長く口に残る。

リースリング特有の揮発香と花の香り。冷えると苦みが強くなるので、ちょっと白としては
高めの温度で。また、時間と共に甘みが強くなった気がするのはきのせいか?

前回の印象とまた違う感じ。 抜栓してから時間かけたほうがよかったかな?

Rheinhessen
 




Anjou Wine Name   Anjou Les Bergeres
Vintage  1998 評価  ★★★○
Maker   Domaine Jo Pithon Country   Frence
Price  \3200 Buy  藤小西
一夜が明けて雑煮と共に。

香りは強めのハチミツ。夏みかんをほうふつとさせるしっかりとした苦みが印象的。
またたっぷりとしたアルコール。かなり濃い目の黄色の色調。

値段に比してうまい!

それにしても赤をほとんど飲まなくなったなぁ〜

 

以下、簡単に頂いている説明を。


Domaine Jo Pithon
ドメーヌ ジョー ピトン

ロワール河流域アンジュー地区のサン ランベールという小さな町にある 1978年に始めた、まだ比較的新しいドメーヌ。

彼等は本来の‘自然’に忠実に、と酵母・あらゆる酵素・補糖は一切添 加しません。その結果残留性の糖分を貴腐やジュラ地方で行われるパ スリヤージュ(ぶどうの房を長時間放置して干しぶどう状にして糖分を 凝縮させる方法)を彼等の考え方に取り入れております。

またぶどうの収穫に関しては、手で行うのは当然の事ですが、ここでは 10月〜12月にかけてゆっくりゆっくりぶどうをぎりぎりまで熟成するのを 根気良く待ちます。1つの房を2〜3回に分けて熟しきったぶどうのみ 摘んでいくのです。


Anjou Sec `Les Bergeres'  アンジュー セック‘レ ベルジェール’


結晶片岩から生まれたシュナン ブラン種、ステンレスタンクで発酵後、 10月上旬に14度の温度で混ぜ、新樽で12ヶ月熟成致します。1.2haのベ ルジェールという畑の葡萄だけ使用。98年は甘口ワインは残念ながら 最高の年とは言えませんでしたが、その分辛口にとってはラッキーな ビンテージとなりました。アルコール度数13.8度。