アルザス友の会


は1点。は0.5点。最高は5点とする。

が、個人的趣向が強いので他人にはあまり意味がないかもしれない。

白色は見えにくいということで、青色は白ワインを示す。




「アルザス友の会」発足に伴い、記念すべき第1回会合にお誘いいただき、
参加させていただいた。 発足者代表はこのお方



料理は一人一品、ワイン一本持ち込みで、後程清算のシステム。
なお、電車の関係で慌てて帰宅してしまったので、片づけと清算をし忘れてしまった
ことに後程気が付いた。 今度お会いしたときには、そのお詫びを。



さて会場となった場所は、かの発足者代表者のお宅。


とりあえず、結論からというと、アルザスはそれほど飲んだことはなかったが
その実力を十分に認識したすばらしい会であったことは伝えておくべき価値は
あるだろう。

また。料理に関しても、すばらしいものを次々と披露してもらい、
こちらも非常に堪能させてもらった。 個人的な難をいうと、

胃袋があと2つぐらい必要なこと

ぐらいであろうか? ^^);



さて、乾杯の泡である。


クレマンドアルザス Wine Name Ceremant D'alsace
Vintage --- 評価★★○
Maker ---
Contry FrancePrice ---Buyやまや渋谷
ぶどう品種不明。シャルドネではなさそうな感じ。ピノノアールでもないらしい。
じゃ、なんなんでしょうねぇ〜 ? 香りの奥にりんごが見え隠れし、時間がたつにつれ、より鮮明に
ただ、甘い香りはなく、やはり昼酒としていい。気圧はやや低めかな?
 

乾杯の泡と一緒にたべたものは

ブロートハイムの
  長ネギとカマンベールのキッシュ
  長ネギとベーコンのキッシュ

他同じくブロートハイムのバゲットなど


じゃが芋サラダ

じゃがいもサラダ

なお、上記の写真は宴の後のものである。
知人の持ち込み。本来なら前日に作って、味をなじませる必要があるらしいのだが、
時間がなく、ブルーチーズなどを隠し味を使って強制的になじませたものらしい。
(いわれるまで全然分からなかった・・・)

なお、ワイン会用に塩味をちょっと強めにしてもらっているが、個人的にはこのくらいの
方が好き。甘目も強く、正直下品な作りといわれそうだが。。。 素直に美味しい。




さて、続いてのワインは、私の持ち込み


Wine Name Alsace Riesling Kaefferkopf
Vintage 1988 評価★★★
Maker Domaine Binner
Contry FrancePrice \3200Buy藤小西
ソーテルヌに似たような甘い香り。 それと裏腹なさっぱりした飲み口。
グラスもブルゴーニュグラスと、選択もなかなかよろしいのではないでしょうか?
価格からするとお買い得。
 

なお、勝手に引用させていただくと

Joseph氏の結婚50周年にあたる記念の年1988年が、アルザスでは非
常に良い年の1つとなり、飲み頃になるまでは売るまいと決めていた、
この家の記念すべきワインです。

特級に認定されておりませんが、Kaefferkopfはこのドメーヌの持ってい
る畑では良い場所に位置しており、Grand Cruに匹敵するほどです。
まさしくリースリング独特のユーカリやカサブランカの華やかな香り漂う、
今まさに飲み頃の柔らかく熟成したワインです。10年以上を経て、長命
なリースリングの素晴らしさを立証する1本であると確信しております。
古き良き伝統的なリースリングを、是非お試しください。


なお、作り手に関しても同様に引用させていただくと、

Domaine Binner

アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村にある
Domaine Binnerは、1770年からワイン造りを行っている非常に名門の
造り手です。

醸造に関しては農業本来の姿をモットーとしており、無農薬を徹底し、
SO2も必要最低限しか使用しません。今でこそ無農薬のスタイルが見
直され、より多くの生産者が始めておりますが、化学肥料がもてはや
されていた現当主のお父様の時代にも、頑なに無農薬の農業を続け
てきました。周りの人に変わっていると散々言われましたが、このス
タイルを一貫して守り続けた造り主です。

収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る6haの畑を大切
に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、
先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つ取っても伺
うことができます。

まず、古いビンテージのワインが多くストックとして残っており、アイテム が多い為に各ストック場所が地図で管理されているのです。

(以下、略)


それらにあわせた食事は以下のような感じ。

カリフラワーの炒め煮 サフラン風味

カリフラワーの炒め煮

なお、こちらも上記の写真は宴の後のものである。
 私の持ち込み。やや煮込みすぎて失敗の感。味もなんか落ち着いてないし。
 かなりイメージと遠い感じのしあがり。よくこれを食べてサフランとお分かり
 いただいた方に脱帽。。



鶏のから揚げのみぞれ和え スダチの香り お茶もちょっと

  こちらも揚げたて、非常に美味。 スダチの香りが鮮烈ですがすがしい。
  なお隠し味にお茶も使っているということであるが、言われるまで??でした。

  
さて、続いてのワイン

アッシュ Wine Name "H" Pinot Auxerrois
Vintage 1994 評価★★★○
Maker Josmeyer
Contry FrancePrice ---Buy---
安心して飲めるジョスメイヤーから。 こちらもすばらしい。
香りと味が予想を裏切らず、VV が持つ力強さを存分に楽しませてもらった。
なお、このピノ・オクセロワはピノブランの亜種らしい。
 



クロサンチューヌ Wine Name Riesling "Clos Sante Hune"
Vintage 1990 評価★★★★
Maker F.E.Trimbach
Contry FrancePrice ---Buy---
もろ、好き。 ★★★★★★★○か悩むところであるが・・・・
それにしても今回の1番好みのワインでした。
もしかして、今のところ今年で一番好きな白かも、というくらい。
提供は座長様より。

なお、このワインのトリンパックのトップワインの自社畑。石灰質の土壌から
栽培されたリースリングにて。
 


なお、料理は以下の通り。


シュークルート

シュークルート

  やっぱりアルザスには欠かせないでしょう、ということで、こちら。
  開けるのにしたたかに苦労させられた一瓶でした ^^);


あゆの塩焼き
  かなり大き目のあゆ1匹を塩焼きにて。 内臓のほろ苦さが印象的。


テンプラ

テンプラ1  テンプラ2

  エビ(身、頭)、オクラ、シソ、あなごなどを揚げたてにて。
  わはっはは、これは美味。 揚げたてのテンプラにかなうものはあるまい ^^);

  エビもいいもののようだ、身もしまっていたし。 しかし頭がなおうまかった


ベイカーホフ

ベイカーホフ

  座長渾身のひとしな。

  アルザス料理といれば、これでしょうということで、1晩肉をマリネするなど
  はてしない手間をかけた一皿。 ワインもこれでもか!! というぐらいに使用。
  
  じゃが芋と肉数種をいれてオーブンで。
  結果、オーブンのパワー不足により、アルコールが残っていた。
  しかし、いい出汁がでている。 煮きって、冷凍でもしておけば、今後いいソースに
  肉は温め直して、マスタードにつけて、白ワインと一緒に飲んだら、うまそうである

  残念ながら、この時点で胃袋100%程度。。。


あとご飯を一膳


デザート

  カマンベール(やぎ)

やぎのカマンベール

持ち込みの一品。 なかなか濃厚でおいしそうであるが、お腹いっぱいにて、失礼。


  ライチ

ライチ


みてお分かりのようにライチである。 かなり好きな果物である。



さて、ライチを頂きながら、予想外の1本を持ち込み、抜栓していただいた。



ゲベルツ Wine Name Gewurztraminer SGN
Vintage 1990 評価★★★○
Maker Josmeyer
Contry FrancePrice ---Buy---
いやいや、こちらもうまいが、細かいことを言えるほどシラフではなかった。
ただ、ライチの果物と一緒に飲んだときに、ものすごく幸せになったこと
だけは覚えている。
 


さて、食後酒はこちら。

コニャック Wine Name Paul Giraud
Vintage --- 評価★★★○
Maker ----
Contry FrancePrice ---Buy---
座長の取っておきの寝酒(?)を1杯だけ頂いた。 かなりのレア物らしい。
ブランデーには詳しくないので、不明であるが、30年物とのこと。
酔っていたので、あまり正確ではなかったが、こちらも美味であった。
Premier Cru de Cognac GRANDE CHAMPAGNE
ちょっともったいない飲み方である。


以上のような、ワイン&料理ともども豪華なラインナップであった。

人数も計4人とこじんまりしており、非常に楽しくすごさせていただいた。

大人数もいいけど、やっぱりこのくらいの方が、好きかな。。



というわけで、場所と美味しいワインを提供いただいた座長と
手の込んだ料理をほとんど立ちっぱなしで作っていただいた料理人
(ワインもですが)に感謝。。

ありがとうございました。


アルザス友の会というより「アルザス饗宴の会」と名前を変えるべきでしょう ^^);