Spain Wine Party


は1点。は0.5点。最高は5点とする。

が、個人的趣向が強いので他人にはあまり意味がないかもしれない。




知人を呼んでの久々の自宅でのワイン会。 夏場はさっぱりやらなかったためやや新鮮な気分で。
今回は「やや?」料理にうがった方がいらしたため、やや気合を入れて料理なども。


Soave Wine Name   VIGNETI DI FOSCARINO Soave Classico Superiore
Vintage  1998 評価  ☆☆☆
Maker  INAMA Country   Italy
Price  ---- Buy  エノテカ
お客様の御持ち込み。 これはビックリ。 牡蠣に合わせて、という要望で店員に
選んでもらったものらしいが、これソアベ?? と思わせるボリューム。

樽という感じではないのですが、時間と共にかなり変わっていく過程もなかなか。

苦みの効いた味がまた好み。 冷やし加減はほどほどが楽しめる。 冬にもいい
ワインである。香りは苦みの強い夏みかん。あまりフルーティな感じはしない。

で、このイナーマという作り手、ソアベでは代表的な作り手らしい。いやねぇ〜無知って

 





   Real Irache  Real Irache  Real Irache


Wine Name   Real Irache Gran Reseva
Vintage  下記 評価  下記
Maker  Real Irache   Country  Spain   
Price  下記  Buy  藤小西  
本日のメインテーマ。同一銘柄のスペインワイン垂直。2000年2月に購入。
セラーで輸送ショックを和らげてのティスティングである。

さて、印象としてかなりスペインにありがちなやや癖のある感じがしなくて好感度高い。

1978 : 人気 No.1。優しい感じとバランスの取れたワインでかなり飲み頃。
       ブルゴーニュに近いものさえ感じる。 私も好みである。 後味に芳香が残る。
       ★★★○
1973 : かなりタニック。 葡萄の力強さを感じて、評判は今一つであろうか? 
       熟したフルーツ。やや揮発性のアルコール。味としては一番くっきり。
       ★★★  
1970 : 抜栓当初はかなり水っぽい。香りも弱い。が、時間と共に開き始めて
       なかなか楽しめるものとなった。 軽いタバコのニュアンス。 非常にさらり。
       ★★★

色はこれが意外にも70年がもっとも濃い。従って、いい年であったのであろうが、
ややピークを過ぎた感がぬぐい得ないが、これはこれで軽目な味わい好きな私にはまずまず。

これが平均3000円なら非常に御買い得であろう。我々にとっては。

 


以下、お店からの紹介文である。


Bodegas IRACHE
ボデガス イラチェ

ボデガス イラチェは1891年に設立され、100年以上の伝統を持っています。 同じファミリーの4世代が引継ぎ、ナバラでも優れたワインを造るに至りまし た。

ワインは1.000万リットル造られ、最新技術が取り入れられています。 ワイナリーはD.O.ナバラに位置し、エステーリャというサブエリアに属し ます。

ぶどうは自社畑からのぶどうと契約農家からのぶどうを使いますが、 どちらの場合も、イラチェの技術によりコントロールされています。 植えられているぶどうはテンプラニーニョ10ha、メルロ10ha、 カベルネ ソーヴィニヨン10ha、ヴィウラ10ha、シャルドネ5ha、 グラシアーノ5ha、マスエロ5ha、マルヴァシア5haです。

1991年に造られた熟成庫は6.720uと非常に、アーチ状の柱が連なって いるため修道院や教会のような、厳かでミステリアスな雰囲気です。 70.000リットルのステンレスタンクが23固、 225リットルのボルドータイプの樽が10.000個並んでいます。

全てD.Oナバラの名高いボデガス イラチェの蔵出し、最良のコンディション です。





Beaune Wine Name   Beaune Le Clos des Mouches
Vintage  1995 評価  ★★★○  
Maker  Joseph Drouhin   Country  France   
Price  ----  Buy  ----  
お客様の御持ち込み品。一夏を自宅を過ごされたやや危険なブルゴーニュということで。

こちらブルゴーニュ好きにはたまらない一品。 香りはやや弱く、それほど
インプレッションを感じさせるものではないが、ボーヌらしい優しさと見え隠れする
うまさ。 これこそブルゴーニュという安定した感じが受ける。

作り手もドルーアンとこれまた安心していただける。。

 


とか思って、手元の資料をひも解くと・・・・・


よくハエの飛ぶ囲い畑と説明されるが、ハエというのは間違いでスズメバチのようだ。 ドルーアンのラベルのかわいいラベルを飾るのはこれである。ボーヌの1級の中で クロデムーシュはもっとも名高く、しかも満足できるワインの一つである。ドルーアンは この葡萄畑の最大の所有者でその名声をとどろかせ、また別格な味わいを持っている。

肉付きがよくてぬくもりがあり、葡萄の味が強く、丸みを帯びていてこれこそボーヌの 真髄といえる。
収穫後、5年〜10年がベスト。

「ブルゴーニュワインがわかる」 マットクレイマー著 白水社より抜粋し、修正。



これは美味しいわけである!!! 



はえ

↑ これがそのハエ? スズメバチ?




シャトータケダ Wine Name   Chateau Takeda
Vintage  1990 評価  ★★★  
Maker  Takeda Winary   Country  Japan   
Price  ----  Buy  ----  
お客様の御持ち込み品。これはビックリ。シャトータケダである。
しかも90年とはかなりの年代物。 これは楽しみである。

昨日より立てておいたという日本でも指折りのワインはものすごい澱。
開けたてはややぼんやりしている感じがしたが、時間ともに非常に落ち着いた
香りがあふれでてくる。 非常に綺麗に熟成されており、するすると飲めてしまう。

私のようなすっとぼけた舌ではブラインドではまったく分からないだろう。
日本のワインとは。 そういえば、日本のワインってほとんど飲んだことないんだ。。


 

また、購入先でないので申し訳ないのであるが、藤小西メールより抜粋。


タケダワイナリー自家農園のぶどうが、最高に達した年のワインだけが、 「シャトー タケダ」を名乗ります。ヨーロッパ系の高級ぶどう品種を、 日本では画期的であり、ぶどうの完熟には好条件の垣根仕立てで栽培。収 穫はもちろん手摘み、伝統に則った醸造、フレンチオーク樽による熟成、 瓶詰め、できうる限りの情熱を注いでできあがったワインです。

白はシャルドネ種100%。特有の芳醇で気品のある香りと味、力強いボディ は、超一級グラン ヴァンと呼ぶにふさわしい一本です。赤はカベルネ ソーヴィニヨン種50%、メルロ種50%。繊細で華やかな香り、まろやか で豊かなコクのある味は、類希なる日本のグラン ヴァンです。






シェリー Wine Name   SAN EMILIO
Vintage  NV 評価  ★★★  
Maker  EMILIO LUSTAU   Country  Spain   
Price  ----  Buy  ----  
お客様の御持ち込み品。スペインがメインと話したのでスペイン産シェリー
ありがたい御気遣いである。ルスタウ社。

早速抜栓後、グラスに注ぐ、とろりとしたかなり粘性の高い液体。アルコール度数は17%
かなり甘目である。常温で飲むとややしつこさが目に付かないでもないが、冷やして
みるとすっきり、嫌みのない上品の甘さが口に広がる。 これは旨い。 

やや苦手な風味のものもあるが、こちはまったく癖というものがなく、するすると
喉元を過ぎていき、口にはかなりの芳香と甘さに残る。

残ったものは、これからの私の寝酒に決まり!!!!


当日は、事前に用意したアイスにかけると、う〜ん、絶妙!!!。
★★★★
すいません、これかなり気に入りました。 たったこれだけなのに。。。


 


合わせた料理は、

 ・ 生牡蠣
 ・ じゃが芋とツナの自家製マヨネーズ和え アップル風味? < やや失敗
 ・ オニグラ
 ・ 牡蠣の悪魔風ソース ロビュションレシピ
 ・ 鶏ロースト



締めは、同じくお客様に御持参いただいたピエールエルメのケーキ群


ピエールエルメ  ピエールエルメ 


何度か食べているような気がするが、自宅でのんびり(?)食べたのは始めてである
ような気がするが・・・・・・うまい。 これ。 やや酔っていたので記憶もあいまいな
点もあるが、それぞれの素材の特徴をしっかり生かしつつ、ケーキという食後のデザート
としてしっかりまとめている。 ミルフィーユのカスタードの濃厚さと、同じくミレニアム
仕様のチョコクリームのミルフィーユ。 ビターなチョコレートケーキやコーヒーなど。。

しっかり楽しめる。 やや高いということであったので、すいませんでした。。
★★★○