「環龍閣 Wan Loong Court」   ★★★○  2001. 8






入店



前回、割と好印象だったこちらのお店へ再度訪問。

とはいえ、主な目的は・・・・・マンゴープリンの味を確かめるためでもあるのですが ^^);

相変わらずのぶっきらぼうなサービス。  まあいいだろう。別にこちらも期待してないから。。。


テーブル  テーブル





注文





突き出し
 

突き出し


突き出し


突き出し。 以前に比べて飲茶に力を入れているようで、お茶なども豊富に準備されている ようである。





食事
 

浮き袋(?)とネギのチリ炒め


浮き袋  浮き袋


まだの胃の完全復活が期待できないので、軽めに3品と白米を注文。  う〜ん、ホワイトライスって変か?? スチームライスっていうのね。 白米。


じゃ、ちまきはスチームしてないのか? などという疑問はさておいて。


浮き袋とおぼしき白い物体はコリコリとした食感。 それでいて歯を入れると心地よく切れる。  辛みは個人的に適度。


特によいのはネギではないだろうか? ネギの甘みと辛み、 それとソースの辛みとよくマッチして、ご飯との相性はなかなかのもの。  ソースには辛さの中に旨味、甘みが凝縮されており、食が進む。


ライス  ライス






衣笠竹とウリ


衣笠竹  衣笠竹



これってウリ? でいいんでしょうか?


まじで、さっぱり分かりません。 まあ、美味しければいいのですが。 さて、こちら。 ウリはやや筋を感じて、今ひとつ。  淡泊ながらそのスープが絶品。

そして、それを吸った衣笠竹はなにをかいわんや。

衣笠竹のその甘美な歯ごたえを抜けると、 そこにはなんとクリーミーさを感じさせるほどに旨味がある。  そして、ほんのわずかに醤油をつけてこの衣笠竹を食べて欲しい、 ちょっとしたアクセントが加わり、さらによくなるから。






なまこと白身魚のすり身とチンゲン菜


なまこ  なまこ



う〜ん、たっぷりな量。


この白身のすり身団子のうまさはどうだ。 ソースもさることながら、 団子自身にも旨味が閉じこめられており、また、その食感はふんわり (上出来なはんぺんにも似ているか?)とでも称すべきものだろうか?  クリーミーとさえ思えるなめらかで舌に残らないほど。。 なかなかである。

そして、なまこは非常に柔らかい。 なまこってこんなになめらか?  今まで何度か食べたけど、一番なめらかかも。 これは上等の証なんでしょうか?


なまこ



あまり大きくはないけれど・・・・


前回、あまり嫁さんに好評を得られなかった「なまこ」であるが今回はうまいと一言。  なまこっぽくないから、だそうです ^^);


チンゲン菜は、野菜がもつ苦みがソースとよく合い、特にソースを堪能できて○。





デザート
 

マンゴープリン


マンゴープリン  マンゴープリン



まず前回とは器が異なる。

やや、かわいげな容器に入ったマンゴープリンはやや堅め。 堅めであるが口の中ではそれほど気になるレベルではない。そして一言でいうと濃い。  かなり強い甘みにほんのわずかにかかっているクリームもまた1アクセントになっている。


果肉は少々、果肉部分にはかなり酸味を感じさせ、飽きずに食べることができる。 しかし、好みであるところのひね香は少ないが、アフターは長い。


しかし、やっぱり甘みが口に残る(これがアフターの長さにもなっているわけであるが)が・・・・まあデザートして見れば、このくらいのインパクトはあってもいいのかもしれない。

日本のケーキ屋には参考にして欲しい一品であろう。

小振りではあるが、食べ応えあり。







総評



割と英語が通じない? (私の英語が下手ってのいうのは抜きにして。。) 一応ホテルのダイニングだよね? まあ西洋人も少ないから、なのかもしれませんが。
メニューから判断するとやや高め? って気もしますが、 運ばれてくる料理は2人用ではありません。 そういった意味ではややつらい展開。 おかげで各皿半分づつぐらい残してしまいました。。 

そして、ここは海産乾物というメニューの中に1項目として充実しているのが、 また好みと一因となっているのかもしれません。


以前ほどXO醤をウリにしているわけではないようで、 メニューからその辺を読み取ることは出来ませんでした。  またメニューはランチ用とありますが、一応通常のアラカルトが注文できました。。  ってこれって日本人用じゃないよね?? (日本語はどこにも書いてませんでしたが・・・・・)


(注)一応XO醤は売っているようです。




テーブル  テーブル