ぐるなび
が一応公式ページと思います。
ちょっと最近ご無沙汰だが、長野に通っていた最大の要因はこちらのお店といってもいいぐらいにお気に入りで。
もっとも和食の経験値が低いので、和食として、というより食材に対してかな?
お値段だけ指定してお任せしたもの。 山菜好きなことなども伝えて後は完全にお任せするとそれは味わい以上の歓待が待ち受けています。
あまりカウンターは好まない我々ですが、こちらのお店だけはカウンターのいつもの席(笑)
女将さんなどのお話を伺いながら。
さて、最初の茶碗蒸し。 輪っかが見えます。 この輪っかが歓待の証。
突き出しもいくつか。
すいませんメモをなくしてしまったので、すっかり記憶のかなたなのですが、それでも覚えている味わいがあるのはさすが。
卵焼きですが中に蟹か何かはいっていたような記憶がうっすら。
フキ味噌。 こちらのはすべて女将さん(だったかな?)の手づくり。
えのき氷。 最近ブームになっておりますが、この時点で徐々にブームになりかけていたような時期です。
エノキは長野の出荷高がダントツだったような。 2010年だと2位の新潟県の約4倍です。
こちらだとやっぱり日本酒。地酒に限らず、お任せでいろいろ出していただけますが、いかんせんそんなに飲めないのが悲しい。
さて、先ほどの茶碗蒸しですが、中には根曲がり筍が。 これは我々の訪問に備えて山に入って取ってきてくださったもの。
GWの時期だとまだ安定して取れないようで、数日前まではまだなかったとのこと。
夜も遅くて、朝もかなり早起きされて山に入っているというから、すごい。。
私よりはずっとお年を召していらっしゃるがおそらく私より体力はあるだろう!
女将さんはこの根曲がり筍を大変に貴重に扱っておられ、その気持ちがひしひしと。
実際に皮を剥くとこんな感じ。 繊細な味わいと山の精気ともいえるような香気が味わえます。
何度もいただいていますが、「活きた松葉蟹」 を仕入れ自店で仕入れたもの。
ぐるなびにも、
金沢の魚屋が生家で子供のころから近江町市場へ父親について行き、魚の仕入れを見、仕出しの手伝いをして育ち、
地元の老舗料亭で一人前にしていただいた料理人だからこそできる知識と技術ともいえましょう。甘みあるみずみずしく美味しいカニの味を御堪能いただければうれしく存じます。
とあります。
それでも、何度かお邪魔してもやはり蟹本来の味わいに依存し、うーん、うまい!というときと、まずまず美味という時がありました。
面白いものです。
しかし、個人的には蒸しのほうが繊細な味わいになると思っていますが。
主に味噌だけいただいて、身は別に供していただきました♪
刺身白身盛り合わせ 白身のみ!というこだわり。
是非、塩で食べていただきたいというもの。
繊細な味わいと身質の白身をなかなか食べ比べる機会はありませんが、こうしていただくとかなり違うものだと実感できます。
すいませんメモ遺失により、魚の名前は完全に失念。
甲羅酒。 定番ですが、二人で1杯だけ。 お酒強ければもっといきたいところですが。
しっかり身を取らないと生くさくなったり、にごります。
先ほどの蟹の身(だったかな?)と山菜。
蟹はもちろん美味ではありますが・・・
やはりこちらのほうが興味津々。 こごみ、とわらび?
わらびはいろいろ水煮などがうっているので、比較的ポピュラーですが、こごみは好きで。。
さて、一番気になるのは奥の紫はかたくりです。 東京近郊では3月中旬に咲きますが。
食べるとは知りませんでした。
この紫色を生かしつつ、そのしゃきしゃき感を楽しむようにさっと火をいれるのがお勧めのようです。
こちらもカタクリだったかな?
こちらなんでしたっけ??
のどぐろです。 小ぶりなれど、一人一匹。
どんだけ高いか知っているので、なかなか食べる機会はないのですが、脂ののったノドグロはかなり好きで。。
山菜の天ぷら。 山菜の質は問題ないのですが、一般レベルというところで、天ぷらはやはり専門の職人にはかないません。。
ここは仕方ないのところ。
イカを使った長野の郷土料理という塩イカ。 別名塩丸イカともいうようですね。
ウィキでは
スルメイカの内臓を取り、茹でたイカの胴部に足とともに塩を詰め加工した塩蔵食材である。冷蔵、冷凍保存ができなかった昔から、保存食として活用され、海のない長野県各地や岐阜県の一部で食べられてきた。
とのこと。
こちらのきゅうりを使った酢の物は定番の調理法だそうで、水ぬきをしていただくそうです。
独特の食感があり、味わいは熟成させることにより深まって面白いです。
もっと郷土料理って広まってもいいと思うんだけどね。 新たにつくるB級グルメより、、
根曲がり筍がはいったお吸い物。
魚のアラなどで出汁をしっかりとって。 白身のアラだったのかな? すいません、失念。
こちらは〆のご飯はつきませんが、お願いすればもちろんあります。
我々は特になくてもいいので。 こちらの山菜は、、、、うーん食べたことはあるし、見た目こともあるのだが、名前を失念。
あーあ、また行きたいな〜
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