Sinp's Wine

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

知人よりの特別寄稿

最近、噂のお店に知人がお邪魔してきたようで、その模様をうかがったら、詳細な レポートを頂きましたので、特別に掲載させていただきます。。

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ランチにて。

料理は5000円のコースです。
料理にあわせたワインのコース(2000円)食前酒・白・赤も頼みました。

メニューはこちら



食前酒は暖かい赤ワインにチョコレートとシナモンの風味がするもので それだけで飲むと、酸を強く感じてちょっと・・・と思いましたが 食事にあわせると、トレヴィスの苦味とオレンジがチョコ味を引き立てて 結構いけました。


小さいパンはワインと供にお皿に合わせて3個出てきました。















1.トレヴィスとオレンジの皮のサラダ仕立て

1と2のお皿には生ハム・3がにんじん・4がピンクペッパーですが味は、 それぞれ香りつけ程度でした。

本来なら2のホロホロ鳥まで食前酒のグラスだったようですが 1で飲み尽くしてしまい、お水をいただきました。







2.ホロホロ鳥のレバーパイ ヴィンサント風味

ホロホロ鳥はレヴァーの香りが結構強かったのですが、横に添えてある 葡萄?とオレンジの葉のはちみつのゼリーと一緒に頂くと、臭みが消えて 口の中に葡萄の華やかな香りが広がって美味しかったです。








3.ウサギとカリフラワのラグーであえたタリオリーニ

3は今回のベストでした。

手打ちの細くとてもきれいなタリオリーニと、ウサギの心臓・腎臓・レバー のラグーと、背肉のソテーが食感が違って楽しめ、これにあわせたイタリアの 白が、イタリアの?品種とシャルドネだそうで、まるでムルソーのようで 凄く美味しかったです。(・・だけど量が少ない。40g/皿くらいです)





4.あんこうのカツ ベルギーチコリのピュレ添え

4はあんこうがプリプリでそれにあわせた赤が、少し後味に甘さが残るような ワインだったのですが、酸味の効いたソースにあっていました。









5.フォンティーナチーズとリンゴのスフォルマート

5は甘くなーい、ので私的にはデザートとしては却下です。(笑)


全体としてお皿のポーションはかなり少なめです。
お店は10畳ほどのスペースに丸いテーブルが4個あり、 各テーブルに大き目の椅子が2個とかなりゆったりとした空間が作られています。

お料理は奥様と小林シェフ、そしてサービス兼ソムリエの方とスタッフ3名です。 サービスの方がカトラリーとワインの準備を整えると、すかさず奥から シェフがいらして、そのワインの説明をされます。

そしてしばらくして、サービスの方がお皿を持ってこられると、再びシェフもしくは 奥様が登場して、そのお皿を丁寧に説明してくれます。 この辺りのコンビネーションは素晴らしいと感じました。


更に、料理を出してテーブルの準備が全て整うと、フロアーからスタッフがいなくな り、そこは客だけの空間になります。
お客様の会話を邪魔しない配慮からだそうですが、これがとても 居心地の良さを、かもし出します。


普段飲めないお酒も、少しづつお皿に合わせて出されれば自然とすすみ 心地よく酔わせてくれて、二人の会話を邪魔するものは無く テーブルにはろうそくの火が揺らぎ、バックにはオペラのアリアが流れている・・ ・。




とのことでした。

最後に、女性を口説くのに最高の雰囲気では? というコメントもいただきました ^^);




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