前菜はこの牡蠣と下の料理の2種のみ。
牡蠣か・・・もう時期は終わりなのになぁ〜 と思いながら、頂くとぶっとびます。
旨い。 というかめっちゃ好みやん! という味わい。
海水のジュレだったかな? それにきりっとレモンをきかせた酸味と風味。
また、牡蠣の潮くささをさらに上長させるかのように、海草がさらに海の風味を増幅してくれます。
牡蠣はプルンとしており、食べ応えのある大きさであることもうれしい。
大きいのが2つほど。
ちょっと下に目をやると、一番下の層にクリームが。 このクリームが全てを優しく包み込み、
この一皿がフレンチであることを思い出せれてくれます。
酸味、風味、食感、これらのコンビネーションの巧さ、にちょっとクラクラきてしまいました。
アミューズの印象とは段違い! うーん、珍しいです。 こういうケース。
ランチコースはあんまりメニュー変わらないようなので、是非一度は食べて欲しい一皿。
お菓子?? とか思った一皿。 りんごをいろいろ加工したものがあります。
こちらは、先ほどの牡蠣ほどのインパクトはありませんが、ちょっとフツウのブータンノアールとは違います。
作りが違うのか、かなりねっとりとしたムース状のもの。
非常にクセのない仕上がりになっております。 ブータンノアールとしてみるとやや物足りない印象にもなりますが、食感がまったく違うので
それほど違和感がありません。
そして、周りのさまざまなりんごを組みあわせて食べてみたりしていると、あっというまに食べ進んでしまいます。
一番上のがシードルを使って、上に唐辛子をふったもの。
脇のピンク色のは、ちょっと紫蘇のような独特の風味と、きっちりとした酸味が軽やかでいて、甘さもほどほどに。
生のりんごも。
|
|