Sinp's Wine

Sens & Saveurs サンス・エ・サブール

        ★★★         2008. 11


入 店
テーブル


知人からのお誘いを受けて、こちらに。
丸ビル35Fというフツウの我々ならば、まったく興味のない土地でありますが、こんなときこそ、というスタンスで。

知人のお顔ということもあり、個室&お任せというゆったりコース。
お昼のよい眺めを期待しておりましたが、あいにくの天候でくもりがち。

窓からの風景は今回撮りませんでしたが・・・ レンズが広角系でなかったので。 次回、今度撮ってきます(笑)
皇居が目の前です。

テーブル


個室は天井も高くて、非常にのんびりしておりましたが、メインダイニングはちょっと狭いかも・・・
と、ちら見の印象では。

なお、ひらまつ系ということもあり、なかなかよろしいサービスでした。
人によるのでしょうが、今回担当していただいた方は心地よい対応。

テーブル


お皿も専用に。
食前酒から魚まで通したワインは、南仏のピクブールという葡萄のワイン。
なんでも、ル・ジャルダン・デ・サンスの双子のオーナーシェフのお兄さんが作っているワインとのこと。

カラフで結構いただいてしまいましたが、こちらのワイン、なかなか好みのスタイル。
南仏ということで、かなり濃厚なものというイメージですが、それが程ほどに抑えられており、 後味はすっきりとして、やや硬質な感じは冷やし気味にしてくいくいと飲んでしまいます。

テーブル


アミューズ

外からの光と暖色系のライトで、最も苦手とする色合い。 かなり色合いが悪いですが、ご了承を。

フォワグラと豚足、鶏のムースを使ったコロッケ。
フランスのお店でも出しているということで、ちょっと粗めのパン粉を使ったカツみたいな食感がフランスでは珍しいのではないでしょうか?

食べやすい味わいで、万人向けな感じ。 もうちょっと一ひねりがあったほうが面白いでしょうか?
個人的にはもっと鶏ムースが強くてもいいし、豚足でもいいし、ガツンと・・・って、この場所では無理か(笑)

もちろん、アツアツのサクサクで美味しくいただけます。

テーブル

こちらはパン。 ひらまつの本店でいただいたのと同じものでいいかな? 

テーブル

バターはあっさりタイプ。 美味しくていくらでもつけてしまう、、という感じにはなりません。

テーブル

サクラチップで軽く燻製にしたサーモン 

メニューとなんか違うなぁ〜と思っていたら。 こちらまだアミューズ。うれしいですね。
ソースは2種。バルサミコ酢とレモンのクリームで。 サーモンの中にはりんごとオゼイユ。

テーブル

最初はちびちび食べていたら、なんかよく分からない味わいに(笑)
お勧めはがばっと食べていただいたほうがよい印象になると思います。

ソースつけて一口で一気に行きますとサーモンの肉厚さが最初に感じられ、その後にりんごのサクサク感、バルサミコのほんのりとした甘さとうまさ、レモンのさっぱり感が 楽しめると思います。
こういう立体的なテクスチャ、風味が何重奏にもなる料理、好きです。 もちろんバランスがあえば、の話ですが。

テーブル


次のページに進む >>

>> French へ戻る

Copyright (C) 2008 Sinp, All rights reserved.