「Lu sud」 (ルシュッド)   ★★○  1998. 6






入店






土曜日。 知人による本格的な夏までに、

「白ワインを助けてあげる」

ためのワイン会。(大嘘 ^^); ごちそうになるだけです)

本当にいい奴は倉庫にあずけたそうだが、その他の白はまずこの暑さを越せないので、 飲んでしまうんで一緒にどう? という企画。

嫁さんと一緒に参加予定であったが、数日前より風邪のため味が 分からないとのことで、急遽不参加。私だけとなる。

場所は、下北のレストラン


当日は午後6時からで、5時半には駅には到着したのだが・・・すっかり迷った。 始めての下北。人混みで方向感覚が狂わされる。 着いたのは、 6時をちょっと廻ったところだった。 遅れる予定の女性一人除いて全員スタンバイOK。


なお、このお店は、知人がひいきしている店。 今回メニュはワインリストにあわせた構成(コース)。

さっそく乾杯から。





食前酒
 

フィッリポナ NV

グループフルーツのさっぱり系だが、しっかりしているところはしっかり。 まずまず。 確か5500円。(お店から購入。リーズナブルな値段だ)




アミューズ
 

ウニとじゅんさいのコンソメジュレ

よくあるでしょ。 でも、じゅんさいは意外。 でも、そんなに特徴無く、歯ごたえがいい感じ。夏向きだね。




白ワイン
 

シャブリ 1er (畑失念) ヴェルジェ 96

ヴェルジェはほとんど始めて、おいしい。時間とともに変わっていくのも面白い。季節柄よし。
値段は不明。(お店から購入)




前菜
 

貝と野菜のテリーヌ

3種の貝を1切れずつ周りに引いて、真ん中に野菜のテリーヌ。 貝はおいしかったけど、野菜のテリーヌは旨味が少なし。ワインの香気に負けている。




白ワイン2
 

ルフレーブ ピュリニィモンランシェ 90

今回メインの救ってあげたい白ワイン。 ルフレーブという超有名な作り手の物。 ラベルはかなり破れてすす汚れている。 味わいは強いが、最初のころはぼんやり、 時間とともに開く。

ただ、もっと濃厚なのをイメージしていたが、それほどでもない。




 

魚のクネル エビのソース

しかしオーソドックスな料理が続く。ま、値段から考えてしょうがないかもしれないが。 味としては悪くないけど。ほめるほどではない。 


本来はエイのバターソースを希望していたらしいのだが、 網に掛からなかったそうだ。 シェフの故郷から直送している魚を 使っているらしい。




赤ワイン
 


オーストラリアへゴルフへ行って来た時のおみやげ。赤。カベルネ。 89となかなか古いオーストラリア。あんまり見ない。 濃いねぇ〜。  現地で1万円とは安くない。

おいしいとは思うが、価格を考えるとちょっと・・と思う。 時間でやはり、変わっていく過程が心地よい。

なお、かの地では、金賞とかのラベルが張ってあるワインが
素直においしいそうだ。(参考に)



メイン
 

豚頬肉の赤ワイン煮

牛頬はよくあるが、豚とは珍しい。よく煮えており、柔らかく、味わいもよし。



赤ワイン2
 

セラファン(ブルゴーニュ)90

あ、いいね。やっぱブルゴーニュ好きだ。抜栓は2時間前。おいしい。 同席者の持ち込み。




チーズ   2種(少々)



デザート
 


この辺の食事はもう覚えていない。




ワイン
 

ルヴァジーア(イタ物)

赤甘微発泡。 めずらしいね。 イタの赤の甘口かつ微発泡とは。 味的にはそんなたいそうな物は無いが、悪くない。持ち込み。




アイスワイン(ドイツ) 89 (ハーフ)

アイスワインは始めて、通常滅茶苦茶高価なんで飲めない。 今回お買い得品ということで、持ち込みしてもらったもの。









総評




というわけで、食事は9時ぐらいには終わったが、そのまま話して11時半ぐらいまで。 私の終電があるんで、お開きにしてもらった。
計7名にて。ワイン持ち込み者は8000円。それ以外は9000円。
 

トータルの味としては、悪くない。グランメゾンではない味。 たぶん家庭的な味なんだろう。落ち着ける、そんな感じ。食事は5000円ときいている。