「オテル・ド・キタオカ」   ★★★  1998. 6






入店



ボーナスが出たので、ディナーでいつものキタオカヘ。時間は6時からの予約だが、ちょっと 早めに到着。コースは6500円が標準で、メニューによりプラスαされる仕組みだが、 ほとんどプラスαなのは残念


メニュの左のページから2品(前菜、魚)。 右のページから1品を選ぶシステム。 初めて女性用のメニューと男性用のメニューを渡された。


 # 最初、どうも話題がかみ合わないなぉ〜と思っていたら・・・


左のページは10品ほど。他に本日の料理も4種ほどあった。

食前酒としてはいつものブーブクリコ。 気のせいか、自宅で飲むスパークリングとは 違うような気がする。 なぜかわずかに白黴チーズの香りがする。 このシャンパンは コースに入っているのかな? よく分からない。




注文




アミューズ
 

あゆのリエット 青海苔ソース

はらわたの苦みがほどよいが、私にはちょっと苦手かな。 連れはまずまずとのこと。



前菜1
 

ウニ(名称失念)

本日の前菜でウニがはいったとのことで、それを注文。(+500円) 皿に氷が敷き詰められ、ウニの殻つきがど〜んと載っている。中にはオマールの コンソメときゅうりが。  一口目。うまい。 ウニの甘さかどうかちょっとあれ だが、甘め。 これはヒットだ。 ウニ嫌いの連れもこれなら喜んで食べられる。 生臭さまったくなく、美味。 ただ後半ちょっと飽きるかも。



トマトのテリーヌ

珍しくない? トマトと黒オリーブでできている。 トマトは、レモントマトと チェリートマトで色合いも黄色と赤色が目にうれしい。 味はトマトのよさが出ている。 感動はしないけど。 夏向きのうれしい前菜。



前菜2
 

イサキのポワレ、ブールブランのソース

(+500円) 本日の魚料理。ソースはオーソドックスであるが、旬のイサキの 皮がパリっとしていておいしい。ソースともあう。 ソースは、ブールブランと 赤ワインビネガーを使ったソースの2種がついている。



フォワグラと鴨肉のテリーヌ

(+1500円)ポワローねぎでテリーヌを包んで、周りにはアンティパスト のような野菜がいろいろと。 おいしかった。 この間食べたフォワグラのパテといい勝負。 鴨肉もいい感じ。 しかし、トマトのテリーヌと連続してテリーヌを注文するとは構成を 考えていない連れだ。本人いわく好きなものを頼んだだけ…とのこと。


グラニテ
 

リキュール(何だか忘れた)とディルのグラニテ
 

メイン
 

子羊のソテー 黒オリーブとタプナード

バジルが強く、タプナードというよりジェノバという感じ。 ちょっと塩分がきつかった。 羊は油があって、うまい。 ただ、この段階でかなりよっぱらってしまったので、もう食べられ なくなってしまった。



牛フィレのソテー レンズ豆と椎茸のクリームソース

(+1000円)安心できる味。 しかし私は、もう覚えていない。



赤ワインは、ボルドーのシャトータイヤック '90 。
  手持ちのヒュージョンソンの本のタイヤックとは違うようだ。 (マルゴーじゃない)。
Chateau Tayac '90 COTE DE BOURG



チーズ&デザート
 


いろいろ頼んだが、もう限界。 包んでもらって、家で食べる。 24ヶ月ゴーダ(しっかりとしてうまい) 羊の熟成したやつ。 (なんでも大きさが2/3ぐらいになってしまっているぐらいだそうだ) エポワスなど。 チーズもかなりいい感じに熟成している。


デザートもとりあえず全種頼んだが、少し残してしまった。申し訳ない。






総評


本来なら、食後、お茶を飲みながら、のんびりしたいところであるが、今日ばかりは 飲みすぎと食べ過ぎで早早に退散してしまった。 特にチーズとワインを楽しみたかった が、もうつらかった。今回はヒット多かった。

味付けも以前は薄目が多かったが、今回はかなりアタックを感じる。