入店真夏の暑い時期に昼真っからレストランでシャンパーニュを飲んで 「まったり」してみる。 そんな夢を実現させようと春頃から思いつつ、いつものお店に予約しようとしていた。 が、こちらの夏休みとお店の夏休みがぶつかってしまい、残暑厳しい 8月末の実現となった。 さてそのメインとなるシャンパーニュであるが、お店の方のお勧めに 従い、事前に Krug NV を御願いしていた。今回は私を含め3人。 昼の泡はよく効くので1本ぐらいで(私には)ちょうどよい。 さて、お店にてメニュを広げる。 大分変わったようだ。 お昼から見開き2ページにプリフィックスのメニューが ずらっ〜と並んでいたのであるが、実質1ページにまとまってしまった。 (またプラスαの価格が少し上がったように思う) どうもお店の方の話によると、出る料理と出ない料理が偏ってしまって 材料の保管などで問題(無駄)が出るようである。特にこの時期、海産物を多用している ため、腐敗が怖いという。。。 時期が時期だけに、また最近のこのニュースなどを 見ると、理解できないわけではないが・・・ かなり残念である。 しかし、メニューをのんびり眺めるという楽しみが無くなってしまったのは、 レストランに来る楽しみの半分を失われてしまったようで、早々に復旧を望みたい。 (アペリティフのシャンパーニュを飲みながら、メニュやワインリストを眺めつつ、 今後の食事の展開をどうするかを考えるのが、最大の楽しみではないだろうか??) そうこうしているうちに、シャンパーニュが抜栓される。 NVはいつでもお店にある、ということで
総評今回はやや残念な訪問となってしまったような気がする。 料理が夏を意識しすぎて軽すぎるのだ。食べ終わった当初は満腹であったのだが、 いつもの夕食の時間になると空腹を覚えるぐらいに。ランチにフレンチを食べるとそのあと何も食べたく 無くなるのが通常であるにも関わらずである。 夏を意識して、ソースや料理自体を軽めな設定にしてあるに違いない。 しかし、軽すぎるのではないだろうか? 夏場とはいえ、そんなに軽い物が食べたければ、他にいくらでもあるだろう。。 同じ洋食系であれば、イタリアンなどの方がよっぽど夏向きに徹していると思うのだが。 また、味の焦点がピシッと定まっていないように感じる。 いつもの(?)シェフはいたのだろうか? やや心配である。 また味に関係しているのかもしれないが、相変わらず満席であった。 そのためか、料理がいつにもまして遅かった。 ある程度の遅さは私としてものんびりするのが目的で行っているのであるから、 構わないのであるが、今回はやや行き過ぎであろう。 そのために味が整わなかったのであろうか?? やや疑問の残る訪問であった。 もっとも、遅くなった点に関してお店の方からはお詫びの一言があったことは付け加えておく。 一つのメニューに注文が集中したためということであるが・・・・・ 秋の訪問時にはキノコを御願いしようと思う。 |