下にはフォワグラのフラン。 レバー、卵、クリーム、をオーブンで作ったフラン。
それを冷ましてお皿に広げて。
ところどころに見える緑はインゲン。
全面を覆っているのは、コンソメゼリー。 ふるふるとした見た目が食欲をそそります。
イチジクはお店で、軽く干したもので、市販の干したものよりはずっと生に近いつくり。
イチジクの自然な甘さと香りが、フォワグラのムースによくあいます。
コンソメのうまみ、フォワグラのコク、イチジクの種の食感がアクセント、インゲンの食感など。
なかなか素晴らしい一品。
Gewurztraminer Grand Cru Mamborg 2000 Marc Tempe
そして、フォワグラにあわせていただいたのはこちらのマルク・テンペのゲヴェルツ。
こちらの作り手のノーマルなものなら市価2000円前後ぐらいのようですが、こちらのグランクリュ(特級畑)は6000ぐらい。
、、などというのは書いているときに分かる話で、飲んでいるときはさっぱり。
ただ、こちらのゲヴェルツはなかなかに美味しい。
ゲヴェルツ特有のしっかりとした蜜とややスパイシーさを思わせるような香りなのですが、
飲んでみるとかなりドライな印象。 そのギャップ感は面白いのですが、そもそもやはりこのワインの質もなかなかに高いのではないでしょうか?
ちょっと冷やし気味で提供いただきましたが、このフォワグラにはぴったしの相性。
なかなかに素晴らしい。 アフターも長く、後味はマスカットのようなニュアンスも。
甘さとドライさと酒質、、それがフォワグラやコンソメを引き立て、ワイン自身も引き立ちます。
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