北海道から届いた旬のボタン海老をタルタルにして |
Tartare de Crevette rose et tomato jus de crevette
ここ1ヶ月しか漁が出来ないらしいボタン海老のタルタル。
下にはトマトがしかれている。上の彩りとしてはうるいが。
つやつやとした見た目が食欲をそそる。 とろりとしたねっとり溶けるような海老は濃厚な甘味がある。
トマトの甘味と酸味もしっかりとしており、バルサミコとのバランスもよい。
少し香ばしさを感じるソースは海老の殻などを使ったソースらしい。
しかし、アミューズにふさわしく軽めの仕上がりだ。
若干がトマトが美味しすぎて海老に勝ってしまっているきらいもあるかな?
でも、非常にスタートとしては好ましい一品。 シャンパンともよくあいます。
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天然殻付き5年物帆立貝のポワレ スペルと小麦のリゾットと共に マドラスキュリーの香り |
St-jacques sauvage poeles avec risotto d'epeautre aux petits pois
カプチーノ仕立てになっているソースで。
帆立自体はさすがに大きい。 スペイン産スペルト小麦がぷつぷつとした食感のリゾットになっており、
小麦と一緒にお米みたいなものもあって、食感がなお楽しいものに。
非常にもちもちとして。
マドラスキュリーは南インドの方のスパイスらしく、ほのかにカレー風味が。
帆立の火の入りは表面は少し焦がしてあるものの中はレア。ソースとの絡みもよく、非常に好感の持てる一品。
また、このソースがワインと非常によくあって。
食事全般を通して飲んだワインは
Bourgogne Chardonney 1990 Domaine Lejeune
ブルゴーニュ村名より更に下のクラスのワインらしい。
いくらいい年でも、ここまで取っておくというのはさすが、というところ。
ワインリストにも載せているワインで 8000円。
単体で飲むと酸味はかすれ、ボディもかすかにあるという感じだが、
香ばしいようなほど熟成感のするよい香りが料理にはなかなか合うのだ。
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