Sinp's Wine

レストランひらまつ

        ★★★○         2011.12

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誕生日の食事会と言うことで予約したものの、土曜日夜で店に行った所手違いか? 勘違いか? で予約は日曜日夜に。
さらにその日は貸し切りと言うことでその日はUターンして近所で飯。

凄く楽しみにしていようものならがっかりし、怒りもこみあがって来そうなもんだが、今一つ盛り上がっておらず、 ああ、そうですか、じゃ明日と淡白な感じ。
何しろ最近ひらまつ系低調で、、今回も他の候補にしようと思っていたぐらいで、、 相方がまあいいんじゃんない?ということで試しに。
、、、という金額ではないのですが。

この日のためにパンツも新調ての登板 (笑)

上の写真:最初のアミューズはグジェール。4種のチーズを使ったという定番のもの。
ほんのりと温かくやや湿気ぎみか? しかし風味はよい。

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7時前に到着するもほぼ最後の客で満席。日曜日の夜のディナーよ! なんで?
、、しばらく様子を、見ていると、段々見えてきます。


高業績の理由が。ほぼ100%に近いレベルので婚礼がらみ。

試食や結婚1周年やら仲人らしきとの食事会やら、、
だからスーツ姿の男性が少数派。ノーネクタイなんて可愛いもの。本当に普段着。酷いものです。
事業としては理解しますが文化としてさすがに認めてはいけないと思うのですが、、、
まあ業績第一が企業の務め。

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そんなわけで食事への期待感が盛り上がるはずもなく、メニューを渡されても先日の株主食事会で頂いたものばかり。
食べたいと思うものがあまりないという始末。消去法で決まるメニューって。

しかし以前から食べてみたい料理もあって、それを。ひらまつ亭時代からのスペシャリテ。従ってアラカルトとなります。
シェアして供せるか確認の上、前菜、魚、肉、肉という強気な選択。元々デセールは抜くつもりで。
それに比較的量抑え目なこちらなので大丈夫かという読み。

グラスシャンパンはサービスで。ロゼのスパークリングかシャンパンかということでロゼを。
これは、、前回の食事会で頂いたやつですね。。
不味くはないが、エレガントさには欠けるのでシャンパーニュにすれば良かったとちょっと後悔。

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アミューズに続いては先日も頂いたアミューズ三種。

アミューズ・ブーシュ
毛蟹のムース 雲丹と海の香りのチュイール添え
ガンバス海老のコンフィーと林檎のコンポート ミントの香り
フォアグラのクロケット 根セロリのピューレ トリュフ風味


説明は前回にゆずるが、味わい・風味共に前回より好調。 蟹の風味、旨味。
作りの丁寧さなど。さすがに違います。 トリュフソースのコロッケも味濃かったなー 前回より。

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ワインは赤を通しで。 魚も割としっかりめのソースなので。
オススメ頂いたのは何本かありますが、最終的にはは ヴォーヌロマネ・プルミエクリユ ダニエルリヨン 2003

但し香りのピークは最初の15分ってところ。味わいは何時間経ってもそれほどへたりませんが。
まあまあってところですが、お値段的にはもうちょっと頑張って欲しいところ。21k円

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鴨フォアグラのキャベツ包み トリュフのジューソース
Foie gras de canard au chou frise, jus aux truffes

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一皿を半分にしてもらったはずなのになんですか? このフォアグラの量は!

食べていてやけにフォワグラの量が多い?とか思ってキャベツを開いてみて分かったのですが、 フォアグラが二層になっており、その間にもトリュフ。 フォワグラの上にもトリュフ。
凄い量です。 クラシック満載。 それでいて飽きの来ない味わいは見事。カロリーとは一致しませんが (笑)
トリュフの風味もたっぷり。

キャベツはもう少し欲しいところ 。 たまにリセット。
ほんのりとした甘味と食感が。ソースも王道的な味わいですが、さすがに旨い!

流石です。

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メニューには7500円とありますが、お勘定書きには4500x2とあります。
さもありなん、、しかし、この味わいなら納得ですね。。

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サイトによると

”ひらまつ亭開店当初よりのスペシャリテ 香ばしくソテーしたフォワグラとトリュフを重ねキャベツで包み、 トリュフのジュにコニャックやマデラ酒を加えたトリュフソースで仕上げる一品”

とあります。

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こちらがキャベツを全開にしたところ、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、、、厚めのが2枚あります。

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活アワビのソテー そのコライユとほうれん草のピューレ  トリュフの香るぺリゴールソース
Ormeaux saute,purre ?epinards et au son coraille,sauce Perigueux

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バランスがいいです。 アワビも食感・旨味ともこの薄さなのによく表現されています。キノコもうまし。
肝のソースはそれほどの強いインパクトはないものの一皿のバランスとしてはまったく問題のないクオリティ。
最初はやや盛り上がらない気持ちで食事を始めておりましたが、さすがの味わいにはやはりグランメゾン。

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ボルチーニ茸も食感、風味共によろしい。

あ、そうそう、料理間隔はかなり空いてます。恐らく厨房もスゴいことになっているのでしょうね。
ワイ チビりチビりやりながら、のんびりと食事をするのがも目的なので気になりませんが。
この分だと4時間コースですな(笑) この時間を楽しみましょう。

こちらも単品では8000円ですが、4800円x2となっておりました。

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バターとトリュフ、、、いいなぁ〜 クラシック。 分かりやすいけど、うまいものはやっぱりうまいです。

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