例によって株主食事会にて。 相変わらずの盛況ぶり。
マダムのあいさつによれば、案内が到着した翌日には満席だったとのこと。
今回はなんだかうるさいなぁ〜 グループが多いのか?
震災直後にはキャンセルの電話が鳴り止まず、、という状態だったため、この機会に出来る改革を行ったという前向きの姿勢は好感が持てるもの。
どんな改革かは説明ありませんでしたが・・・このところメニューの絞込みを徹底的にやっているので、そんなところかな?
レストランの語源は、再び元気にする/癒しを行う、ですが、
その意味を噛み締めて営業を続けているとのこと。
ご立派ですね。こういうセリフがさらっと出てくるあたりがすごいですね。
私も美味しいもの、、というだけでなく、そういう趣旨からレストラン通いしているという面が強いですから。
3種類。 右側から。
グリーンピースのガトー仕立て 雲丹と海の香りのチュイユールと共に
鴨胸肉の軽い燻製のエマンセのスティック レフォール風味のアイスクリーム
アーティチョークのフォンダン そのフリットとフォワグラのアイスクリーム
写真上。
スプーンにのったムースはグリーンピース。
お菓子のようなスタイルにて。
海苔の風味も強すぎず、ワインともよくあわせてくるあたりはさすがですね。
写真右。
アーティチョークに卵をいれて軽く蒸したものとのこと。
フォワグラのアイスクリームを添えて。
上にカレー風味のがあるというところでしたが、微妙すぎたかな?
アーティチョークのほのかな土くささとフォワグラのコク、やや口あたりはもっさりとしたもので上品なスタイルで。
鴨は胸肉で、つややかな見た目が印象的。軽い燻製とセロリのスティックの風味が好対照で。
肉質もよいもの。口の中に広がる香りの豊かさ。バランスがいいです。 気のせいでしょうか? 今回は、なにやら気合を感じます。
2009 Sancerre - La Moussiere Alphonse Mellot
食前酒から前菜にかけてはこのワイン。
アルフォンス・メローは老舗の作り手で、文書による1500年代からというからすごいです。
ネットの情報によれば、平均樹齢は40年。 ビオ。
樽発酵させ、ライムのような青臭さやミネラル感がほのかな発泡もあり、時間とともに樽がしっかりと主張してくる好感の持てる作り。
冷たいスープと温かいスープのコンビネーション。 温度差というスタイルはこちらでよくお見かけします。
優しい旨み。 早くしないと溶けちゃう溶けちゃう!
蟹の風味はそれほど強いわけではありませんが、スープは塩分割としっかり目で、フランとスープが強く蟹が負け美味。
スープを減らすなどのもうちょっとバランスに改善の余地があるかな? というところ。
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