Sinp's Wine

ラ・クープ         ★★★○         2002. 9

入 店
テーブル
先日、予約を取ろうとしたところ、満席でとれなかったこちら。 その電話の応対に好感を持ったので、予約して訪問。

ランチにて。3名。

場所は奥沢の駅からほんのちょい。 シェフは資料によると箱崎パラッツォ、エブリーヌを経て独立した模様。
料理王国のフレンチ100人にも入っているようだが、どんなであろう?

エブリーヌの味は結構好きだったので、結構期待しての訪問だ。
(期待は結構危険なのだが(笑))
壁
店内は、白を基調とした明るい感じのお店で、地元の人を対象とした アットホームな感じである。

テーブル間隔はやはり都内のお店より若干広く、厨房はガラス張りで場所によっては よく見える。

コース(土日)は2800円の1コースのみ。 前菜(3〜4品からの選択、一部+αあり)、 魚(選択の余地なし)、肉(同3〜4品からの選択、一部+αあり)、デザート、コーヒーである。

テーブル
サービスはマダム1人のようだ。

サービスはプロのものではないが、その気配りは嬉しい限りである。
荷物を入れる小さな袋が各テーブルの脇にあるのだが、その上に布をしっかりとかけ、 汚れないようにしてあったり、予約の際には手書きの予約カードが用意してあったりする。

また適度に話しかけてきてくれたりと、よい感じである。

料理の説明もしっかりとされ、ワインのサジェスチョンも「がんばっている」のが感じられて 好感が持てる。

実際、お客もあまりワインを頼むケースは少ないのではないだろうか?  周りの地元のお客(常連と推定)はほとんどグラスで出ている模様。 ワインリストは見開き2ページのもの。

アミューズ
アミューズ
がんばっています。2800円の3皿構成でアミューズ付きとは。 アミューズとは言っても、鴨のリエットであるが。

パンは本当に焼きたて。 まだプチプチいいながら、目の前に供してくれる。 かなり熱いので、触るさいには気を付けたい(笑)

フランス産の鴨のもも肉を3日間かけてつくるそれは意外にあっさりなもの。 リエットは鴨と豚バラを混ぜて煮込んでいるとのこと。


パン

お好みでバターとリエットをパンに付けると、これがまた結構な相性で。。 がんがんパンが進んでしまいます。

パンもこだわっているようで、表面はパリッと。中はモチモチっとしたパンで 最高とはいわないものの、なかなか美味しい。

食前酒はシャンパン700円とお値打ちなもの。銘柄は・・・アラン・・・なんとか。 もちろんロベールではない(笑)。

食前酒
ファーストアタックは強いものの、後口はさっぱりと。開けたてのため、泡もしっかり。 リエットとパンとシャンパン、これでいくらでもいけてしまう。

他にもカクテルとして、自家製の洋なしのピューレとシャンパンを混ぜた物も700円。 かなり濃厚な感じで、私的には普通のシャンパンの方がよかったが、嫁さん的には気に入ったようだ。

最後まで分離しなかったが・・・うちでこの手の物をやると分離してしまうの、なぜだろう??


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