知人らとふらっとお邪魔してみました。 やはりキノコが得意だというこちら。
旬な時期に、、というスタンスで。 公式ページは
こちら
折りしも強風と雨で散々なスタートとなりました(迷って風雨の中20分弱ふらふらと。参った!)が、
お店は7時でかなりの人の入り。
シェフのプロフィールとか、詳細は食べログなどご覧ください。
お店はオープンキッチンのカウンタースタイル。 流行ですな。
厨房の熱をどう処理するのか、、というところでこの季節でも店内はやや熱め。 ジャケットは脱ぎましょう。
アミューズは、2種。 クロックムッシュと豚肉のリエット。
乾杯はシャンパーニュ?のグラス1200円から。 銘柄不明。 たっぷりの入りですっきりとした味わい。
アミューズの味わいはどちらかという優しめ。万人受けするタイプだと思います。
これもシェフの人柄をあらわしているのでしょうか?
このトーンは終始コース内に展開されているのではないでしょうか?
パン。バターはなしですが、リエットなどで。
車海老のシャントレルの温かいマリネ。 お皿はきっちり冷やされており、温かいシャントレルのビネガーの風味が引き立ち素晴らしい一皿。
結果的には今日のベスト!!
キノコの扱いが本当に素晴らしい。
空輸(?)されて1週間ほどたったシャントレルだそうですが、風味は採れたてとは異なるそうです。
帰り際シェフと少しお話させていただきましたが、やはりキノコへの愛情は並々ならぬものがあり、是非今度はキノコ尽くしと行きたいところです。
まだ日本のキノコの扱いはよく分からず、、というお言葉も今後さらなる成長を期待できるものと思います。
こちらはアップにて。 滑らかなムースのキノコとマリネのキノコの異なる風味のよさ。
季節ごとにキノコはあるそうで、秋!という固定概念を崩してくれそうです。
こちらは車海老の頭の素揚げ。 低温であげたのでしょうか?
頭が非常にジューシーで今まで食べた食感と異なるのが印象的。(それほど経験あるわけではありませんが)
コースは4800円、6800円(デザート・コーヒーなし)、10000円お任せ(デザート・コーヒー付き)
で、6800円だと結果的に8000円行くわけだし、何しろメインが牛煮込みとか言われても、、ということでお任せはフランス産鳩と聞いて
全員同じコースに。(税・サ込は立派かな)
料理はどのコースでもそんなに変わりません。
お店はサービス2名、シェフ1名、厨房スタッフ1名という陣容で、席もそれなりにありますので、たくさんの種類は作れないでしょうね。
やっぱり。
奥にあるのが茄子、その上にはブルグール。 ブルグールとはクスクスの大きいものだそうです。
スミイカ、ジロール茸のマリネ。 深谷ねぎ、菊の花。 温泉卵添え。
こちらのスペシャリテ、、ということでしたが、想像の域を出るものではなく、温泉卵なしでもいいかな?
燻製が強い場合には、温泉卵で包みこむほうがベターかと思いましたが、卵で燻製風味が減。
それほど強い燻製ではないので、、、
やっぱり茸だな。 ジロール茸がうまいっす。
もっと茸がつんと載せて欲しい!!
ワインは、何か白を1本、、ということで、お任せで。
Sancerre Cuvee Nuance 2006 Domaine Vincent Pinard
8500円。最初はまだ荒い感じがするものの時間と共に落ち着いてしっかりとした旨みのあるワインに。
ヴァンサン・ピナール 市販は4000円強。
普通にイメージするサンセールの風味より、どちらかというトロピカルフルーツよりのイメージ。
かぼちゃのピュレ。 カナダ産松茸と白海老のフリット。 レモンの塩漬けのソースが少々。
やはり好みのレモンのソースがアクセント。
魚の火入れももちろん完璧だが、やはり茸が印象的。 知人に言わせるとややあざといという香りがあるものの、その歯ごたえがよろしい。
フリットの出来はややキレが・・・? 気のせいかも。
ソースは茸ということで白もなくなったので、やはりお任せで赤を1本追加。
Chorey les Beaune 2004 Francois Gay
6800円 非常に薄い色あいで、飲んでもそのままの印象。2004ということもあり、すでに飲み頃ではないでしょうか?
メインもがっつり!!という感じではないので、比較的よい相性になったと思います。料理に合う軽めの赤というリクエストだったので。
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