Sinp's Wine

ビストロ マルカッサン MARCASSIN

        ★★★○         2011. 7

仲村わいん工房 大阪メルロー ロゼ

なかなか貴重、、ということので通しで1本というお勧め。

抜栓当初はアルコールと果実味が分離しておりましたが、時間とともにバランスがよくなってきて、ちょっと暑いこういう日にはいいかもしれません。

料理ともしっかりとした内臓には合わないかもしれませんが、総じてよい相性にて。
香りは甘めのニュアンス。



IMGP0014.jpg(171469 byte) こんな感じで、のんびり。

土曜日の夜だというのに、我々以外はお客さんがおらず、、困りましたね〜

冬はお客さん困らないそうなんですが(笑)

こちらでは夏でも十分ジビエ堪能できるんですけど、皆さんそういうモードにならないのかな?
軟弱だなぁ〜 なんて私に言われたくないか!?

今日食べたメインなんて、最高だったぞ!!



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岩牡蠣

青トマトのグラニテ、海のジュレ、オクラなんかがきっちり冷やされて。

海のジュレの塩分とかなりしっかり目のミネラル感とをつないでくれますが、 料理的にはほんのわずかなクリームで更にバランスがよくなるような気がしました。

今回レンズはいつもの35mmマクロにて。
うーん、やっぱりこいつが使いやすいな。



IMGP0021.jpg(186418 byte) 仔羊のメルケーゼ

メルケーゼとはソーセージを言うそうですが、ネットではあまり見ませんでしたね。
純粋なフレンチ用語かしら?

きめ細かい肉質のみっちりとした、、という表現がぴったりなソーセージ。
ロゼというより、ビールか!?(笑)

ピリッとしたスパイシーな味わいで、今の季節にぴったし。

仔羊の優しい味わいとちょっとスパイシーな味わいがよく合います。


付け合せの玉ねぎのシャキシャキ加減を生かしつつ、甘さもかもし出して。
下の写真はその断面。



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ピーチ猪の内臓のソテー

猪は岡山のピーチ猪。 桃を狙ってくる猪駆除したもので、今回はまた楽しい趣向にて。
岡山は30kgの猪の腎臓(右下)、レバー(左上)、セルベル(中央)、ハツ(右上)。

左下の2つは、4ヶ月の乳のみ仔猪のタンと頬。

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まずは腎臓。 熟成した大人の味わい。 結構しっかり目の臭いぎりぎり、というところか?
こういうしっかりとした内臓にはロゼではちと弱い、、なんて贅沢を。 それ以上飲めないって。

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レバー。 ご覧のようなみっちりとした出来。
個性的豊かな風味と味わいの差を堪能することが出来ます。

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こちらはセルベル。 脳みそ。 ねっとり、かりっと。 他の内臓と同様にどちらかというと繊細さというよりパワー!という感じも面白い。

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それに反して、こちら。 繊細でかつ芳醇な旨み。 今回はこの4ヶ月乳のみ子猪にやられたなぁ〜
タン、頬の旨みっていったら、他の肉では早々味わえないレベルではないでしょうか?

残念ながら、そうちょくちょく獲れるわけでもないようなので、貴重なことはお伝えしておかないと困ります(笑)





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