Sinp's Wine

ビストロ マルカッサン MARCASSIN

        ★★★○         2011. 1

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Cremant de Bourgogne

若干甘さを感じさせるクレマン。 牡蠣にあいそうだ、、

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生牡蠣

兵庫県の1年もの。 小さいものですが、味が濃いというということで。
形が細長いものではなく、ちょっと丸いものも。

細長いのは、鉄分・ミネラルなどの風味の収斂性に富んだ味わい。
もう一つの丸っぽいのは、ミルキーな味わいのもの。 泡との相性を考えるラズベリービネガーがあうでしょうか?

色合いも微妙に異なるか?

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パテ

どんなパテかというと、、

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こんなパテです。 数量限定のため、もうちょっとしかないそうなんで、、、
後でシェフによかったよーーと言ったら、あれ作るのすごい大変なんです;; って。

ヒヨドリの処理が大変だそうで、夢にでてくるようになったそうです。 ご苦労様です。 なにせ小さいからですからね〜

結構なお値段に感じるかもしれませんが、その味わいはこの値段では計り知れませんよ。
盛りだくさん。 味わいもしっかり。 これはうまい。 いい肉質を使っているのがよく分かります。

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こちらはキジ、ヒヨドリ、フォワグラ 市田柿のテリーヌ。



こちらは、鹿、イノシシ、野うさぎの田舎風テリーヌ
田舎風というだけあってがっつりタイプですが、それぞれに味わいが違っており、本当にうまい。
今回一番印象よい一皿でした。

真ん中には、ヒヨドリのみかんのパテ。
ヒヨドリはみかん畑で獲れたものだそうで、その関係もテリーヌにみかんもつかっているそうです。

みかんだと水分が多めになって、どうかとイメージしますが、そんなことなく、非常にみかんの甘さ、酸味が ヒヨドリの肉質を引き出しております。 後ほど胡椒をかけてちょっとアクセントを加えてもまた楽しい。

1本しか作ってないそうです。 あとできいたら、作るのがすごい大変だったそうで、、
特にヒヨドリが。 夢に出てくるそうです。 ご苦労様でした。 ぼちぼちジビエのシーズンも終わりますので、少し休んでくださいな。

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料理は軽い赤で通して、、ということで。
最初はあまり飲まないように、、と思っていたのですが、このテリーヌが酒を進めること進めること。 困ったもんです。

フランス地元でも、ビストロではテリーヌとガメイを使ったテーブルワインみたいな組み合わせが一般的だそうですが、 こいつも後で聞いたらロワールのガメイだそうで。 ガメイ。それほど得意な品種ではないのですが、なかなか楽しめます。
単体ではまだまだ若く、それほど美味しいという印象はなかったのですが、テリーヌと一緒だと、、この気軽な感じがまたたまりません。

高級なフレンチとはまた違っていつつも、上質なうまみに満ちておりました。

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