最初の１杯はボトルの泡。
Pouilly Fume 2008 Chateau de Tracy Mademoiselle de T Comtesse A d'Estutt d'ssay
シャトー・ド・トラシィ。
A.デストゥイト・ダサイ伯爵夫人の所有による南西を向いた畑の面積は25ha。
少し調べてみるとこれはセカンドラベルに相当するもののようですが、夏みかんのような香りと味わい。
アフターにしっかりとした苦味もあり、非常にさっぱり。 ドライな飲み口もこの季節には最適な１杯。
"T"はオーナーの娘さんのイニシャルとのこと。
アミューズとして。
メジマグロとパンとの間には玉ねぎを炒めたもの。自家製パンはトーストしてカリカリに。
かなり色合いの濃い自家製パンには後ほどの期待感も高まる。
たまねぎからの甘さ、メジマグロのほろりとしっとりとした食感に、パンの香ばしさとともに。
最初の泡とともによいスターターになっております。
北海道のウニ、ジュレは贅沢にジビエのジュレ。牡蠣は京都の舞鶴から。
下には同じくホワイトアスパラから作ったブラマンジェがあり、なんとも贅沢なつくり。
牡蠣はぷりっと身厚。 冷んやりとした一皿で、今日のような暑い日にはぴったり。
牡蠣の海のミネラル感に、ウニの風味も合わさり、それにジビエの旨みのあるジュレも、それほど突出することなく、よいバランス。
山海の美味しさをホワイトアスパラがうまくつないでくれます。
ブラマンジェとそのままのもので、食感の異なった感じも感じさせて。
最近、凝っているという自家製パンはなかなか主張の濃い色合いで、好印象。
こういうのにあうドンピシャの料理もありそうです（笑）
さらに今後に期待。
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