ラ メゾン クルティーヌ (La Maison Courtine)

★★★         2014. 2
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公式ページは  こちら 

知人らとこじんまりと食事会。
ランチタイムではありますが、シェフとご相談させていただき、軽くお任せランチコースに。
ちょっとリッチなスタイルではございますが、ワインも事前にいただきますよ〜とお伝えしてチョイスしてもらっての楽々コース。

ワインはなかなか難しいですからね。 どうしても好きなもの、安定したものになりがちですが、料理との相性はまたいろいろあったほうが楽しいし。

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ネックはちょっと寒かったり、暑かったりと空調がうまく効かない、、という印象があります。 こちら。
まあ奥まったスペースではなく、窓も広いので仕方ないところもありますので、その辺はお店の方に言って調節していだきましょう!

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小さな琥珀色のコンソメスープ

Le petit Consomme double

とろりと濃厚。玉ねぎのような甘みもあり、少量だけと食欲を刺激してくれる。
エスプレッソのような色合いと量ですが、琥珀色ってもっと薄い色合いを想像してしまいますが。

毎回味わいが異なるように気になるのはまた楽しいのですが、そもそもそれは記憶がいい加減なのか!?(笑)

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Gewurztraminer - Cuvee Particuliere Gerard Schueller et Fils 2005 Alsace 

最初に何も知らないで飲むとかなりドライな飲み口に、続いてしっかりとしたボリューム。
最後にりんご香り苦味アフターという面白いワイン。
葡萄はゲヴェルツトラミネールと聞いて得心するも、さっぱりわかりませんね。

甘目な印象のあるゲヴェルツですが、こうなると料理との相性の幅が広がりますね。

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青森県産天然平目のカルパッチョ 蕗の薹ソース

Carpaccio turbot Vinaigrette de Fukinotou

ちょうど今朝青森県産の平目をテレビ(食彩の王国)でみていたところだったけにちょうどよいタイミング(笑)

フキノトウの苦味は抑えめで酸味を活かした風味。
カルパッチョといいつつも、身厚に切られており、味わい・食感が楽しめるカルパッチョスタイル。

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平目は想像より柔らかいのでほどよい熟成をさせているのだろう? やさしいうまみにソースも優しめ、というところでしょうか?
クルトンのサクサク、クルミのコクのアクセントも。

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真鱈のブランダード ムール貝のニュアージュ

Blandade de Moru, Emulusion Moule

ちょっと明るさオーバー目だったかな? ディスプレイによって見方が変わりますので、その辺はご了承を。

ちょっとふわっとした食感とニンニクガッツリのガーリックトーストが引き立てる。
もっとビストロでいただくブランダードとは違った食感は面白いですね。 軽いのですが、しっかり。
アスパラの食感と彩りと。

ニュアージュはニュアンス、、かな? 風味とかそんな感じらしいので。 ムールの風味もふんわりと。
こちらのお料理の特徴としてはやっぱり優しいスタイルだなぁ〜。

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ドメーヌ・ド・ロクタヴァン ドラベッラ プルサール DOMAINE de L'OCTAVIN Dora Bella Poulsard

ジュラのワインだそうですが、品種はプルサールというものだそうで、樹齢は40年ほど。
ビオディナミとSO2無添加のワインだそうですが、メインを食べ始める前に開けていただきましたが、食べている間は開かないままするっと胃の中に(笑)

グラスの最後のほうでようやく顔を出してもらい始めたころには、、、というちょっと残念な飲み方をしてしまいましたね。

ご覧のようにかなり薄めの色合いです。 しっかりとした強さのあるワインではありません。

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壺抜きにして古代小麦とフォワグラを詰めた鶉の丸焼き フランスの茸(シャントレル、ピエドムートン、アルベンシス) ポートワインソース

Caille entier roti sauce porto

日本語メニューでは長いですが、フランス語表記ではあっさり(笑)
久しぶりですね。 鶉。 まだフランス料理食べ始めのころは、牛肉のほかはあんまり種類がなくて、鶉ばっかり食べていたような記憶があります。
もちろん好きだからですが。


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ちょっと見るとジャガイモのようにパンパンに膨らんだいます。
鳥の皮っぽくないですね。 しみじみと。

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中を割ってみると御覧のようにフォワグラ。 そして古代小麦と絶対的に美味しい組み合わせ。
小麦の食感が粒々とフォワグラのコクとなめらかさと。

肉は割ってみるとレアな部分もありますが、表面はしっかりと焼かれています。
これは短時間でさっと火入れしていることなのかな?

茸はソースに使われていたのかな? 話に夢中だったから、気にならずにするっといただいてしましたが。

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酸味と香りの凝縮感に秀でた北海道産ピンクレディー(リンゴ)のタルトタタン

Tarte tatin aux Amande

いろいろなリンゴの種類がありますね。

キャラメリゼしたナッツたちを添えものに。 バニラアイスとの相性は定番なもの。
カリカリのキャラメリゼとナッツのサクサク感がよいですね。 出来たてをほうふつとさせるもの。

ピンクレディーというリンゴのさわやかな軽い酸味。
バニラもそれほどしっかりとしつつ、さっぱり感もあって。

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よくお邪魔するほかのお店と違って、万人に進められる味わいですね。
印象としてはっきりとした強いものが残るわけではないのですが、ふんわりと流れていつつ、美味しい料理群。

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最後はコーヒーとカヌレ。

たまたま予約した日が大雪にあたってしまいましたが、ほぼ満席。 そんな中特別メニューで対応いただきありがとうございました。

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