肉柔らかさが信条。 鹿肉でよく行うようなレシピで子羊を扱っているようです。
子羊はソルトブッシュラムとのこと。 豚の血・胡椒の赤ワインのソースで。
ソースはしっかりめ。 たしかに鹿によく合うようなソースですが、癖はありません。
豚の血といいながら、かなり上品な仕上がりに。 かなり淡白な赤身の肉質に合わせるように、、
一皿としては十分に美味なのですが、ソルトブッシュラムというシンプルな味わいにも興味ありますね。
さすがに白ワインはあわないので、グラスの赤を。 グルナッシュ・ローヌで。
Le Gourmand 2011 Lirac Domaine Joncier
グルナッシュ主体。 こちらもビオだそうですね。
付け合せは、ラディッキオのグラタン。 固さはしっかりめで、ちょっと青臭さが。
ラディッキオの先端がなかなかうまいな。
のんびりワインも楽しみつつ、メインを終了するころにデセールをチョイス。
お腹具合と相談しながら・・・・
デセールをはさむ前に、黒蜜のムースとコーヒーのシャーベット。
苦味と甘さ風味でしゃきり、なめらか。
いいですね、すっきりします。 こちらをデセールがわりに、もっと・・という方もいらっしゃったとか。
分かります! その気持ち。
ラム酒を使っているそうですが、スイートでドライ。
パッションフルーツのソルベの酸味と風味が活きております。
これが軽めのコンポートしたい理由だそうで。
酒との相性もよく、マンゴーも美味。 レーズン、プラム、ラズベリー、ブラッククラント、カシス、ブルーベリー、キューイなど。
酸味と甘味、風味。 ラム酒がよくあいます。
シェフのブログによれば、
”老ギャルソン風とはラムやコニャック、アルマニャックなどがビンビンに効いたシロップに、ベリー類を数週間漬け込んだもので、アイスクリームなどに添えて食べます。”
とのこと。
いいなぁ〜 最近軽めのデセールが多く、食後にするっといただけるのはそれはそれで嬉しいのだが、記憶に残らなくて。
こちらは最後までしっかりと脳にまで刺激を与えてくれます。
こちらは逆にしっかり目で、好みの味わい。
インパクトでいえば、酸味好きで老ギャルソン風のほうがありましたが。
今回もいろいろ堪能。 次回はちょっと空いてしまうのですが、またよろしくお願いと思っております。
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