中 国 茶


英記茶荘
今までの少ない経験での思いこみの部分が多いですが、最近の中国茶ブームというのは どっちかというお茶単体を楽しむもので、香りがよく、それだけで主張できるものが多いような気がします。

それに対して、香港におけるお茶はどっちかという地味な感じがするのは気のせいでしょうか?
しかし食事とともに楽しめ、食事と共に発達してきた文化という一側面という印象を持っており、 個人的にはかなり好みなものです。 

本などでは中国茶は一般的に緑、黒、白、青、紅、黄の6種に分類されますが (日本ではそのように紹介されています)、 この中で主に白、青、黒の3種が多く見られ、当然その辺りの種類も豊富です。

この辺りの分類は面白い物で、向こうのお茶屋では主に、

 黒、壽眉(寿眉:白茶の1種)、水仙、烏龍(鉄観音含む)

という分類で多く売られているような気がします。 やはり、この辺は生活に密着した分類になるのでしょうね。

中国茶 個人的には扱いなれた物の方が良いものが多いと思いますので、やはりこの辺りから選んでいただきたいと 思います。

お勧めはやはり寿眉、水仙(烏龍茶の一種)がよろしいかと。 なかなか日本の茶屋では見かけてもその種類は少ないと思いますし。

向こうでは、寿眉一つっても最高級品は烏龍茶の最高級品とほぼ同じくらいの値段になります。
穏やかな風味でありながら口の中をさっぱりとさせ、しみじみとしたうま味は非常に好みのものです。 ちょっと調べてみると寿眉は福建省で作られ、消費地は香港・マカオがメインで、その生産量は白茶全体の ほぼ半数を占めるといわれているようです。

また、中国大陸の多くで飲まれているという緑茶はあまり見かけません。 最近は日本の台湾茶ブームのせいか、徐々に台湾烏龍も見かけるようになりましたが・・・・ 香港に来たならば、やはりご当地物を楽しんでいただきたいと思います。

掲載茶荘

 ・ 英記茶荘
 ・ 茶具文物文物館
 ・ 裕華
 ・ 邀月軒茶坊
 ・ 茶藝楽園
 ・ 林奇苑茶行 (2004. 8 update)
 ・ 源茂茶荘
 ・ 鴻昌泰茶荘
 ・ 福茗堂茶荘
 ・ 雅博茶坊 (2004. 8 update) お勧め
 ・ 茗香茶荘
 ・ 三思堂
 ・ 顔奇茶坊
 ・ 楽茶軒 (2004. 8 update)
 ・ 祺棧茶行 (2004. 8 update) お勧め
 ・ 新星堂 (2004. 8 update) お勧め
 ・ 緑與茶藝館 (2004. 8 update)

行ってないお店も沢山あります(笑)

なお、私的な好みとしてお湯を何度も注いでも、「えぐみ」が出ないでただお湯のようになっていくお茶を好みます・・・・・・


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