ケーキ寸評10





新宿三越にて「パティシエ展」をやっているとの情報を Kodairaさんより頂いた。 3連休ということもあり、うち1日に行ってみた。 



今回の出店は以下の通り。

・ マルメゾン ・ ブールミッシュ
・ 菓乃実の社 ・ ドゥー・シュークル
・ モンサンクレール ・ ダロワイヨ
・ PCフィリッポ ・ マリナ・ド・ブルボン
・ エミール ・ サロン・ド・シェフ
・ コヌレ広尾 ・ ロートンヌ
・ サロン・ド・シェフ タケエ        以上


よく知っているお店もあるが、まったく聞いたことがないお店も多々。選定基準は一切不明。 とりあえず、イートインがあり、そこのメニューには出展している全部のお店のケーキが 掲載され、どれでも食べられるシステムになっている。


面白い、これは我々に対する挑戦か? 

とかいいつつ、二人ではそんなに食べられないので、せいぜい5個と踏んでテーマを決める。 悩むこと5秒。 そうテーマは



シューパリジャン



として、以下の今回の出店にあるすべてのシューパリジャンを注文した(4個)。




マルメゾン

品名 : シューエスカルゴ  180円。

  オレンジ風味が売りらしい。 外のパイ(シュー?)は ちゃち。 クリームは香りが特徴的であるが、味的にはそれほどのウリはないと判断。 もちろん、価格を考えればそれほど非難される理由はない。  ★★



ドゥー・シュークル

品名 : シュークリーム 200円。

胡麻の風味が特徴的。 風味としては胡麻との相性は悪くなく、 シューの出来もなかなか。 であるが、中のカスタードはややちゃち。  ★★○



マリナ・ド・ブルボン

品名 : パリジャン 350円。

値段もそうであるが、他店のものと比べると2倍近い大きさ。 生クリームとカスタードの 2重奏の詰め物。 見た目は一番しゃれているであろうか(笑)。 クリスピーなシューもまずまずで、まあ値段相応か。 ただし、嫁さんは そうでもない、とのこと。 ★★



サロン・ド・シュフ タケエ

品名 : シューパリジャン 200円。

この中でもっとも好みである。 クリスピーなシューと濃厚なカスタード。 伝統的なシューパリジャンである。 同じ価格でどうしてこうも違うのであろうか? 技か材料費率が違うのか?  ★★○


品名 : モンブラン 380円。

何周かして各店のケーキを物色し、その中で一番色が濃かったモンブランをセレクト。 しかし・・・・・・なんじゃ、こりゃ。 周囲にまかれたスポンジが許せない。 栗のクリームも平凡の一言。 この値段なら買わない。 出して180円が限度の商品。   ★○


なお、こちらのパティシエは和光のケーキショップ「ルショワ」から独立した人らしい。 よく知らないけど。





他、飲み放題のコーヒー or 紅茶が400円。 であるが飲む価値なし。


なお、水も臭くて飲めたものではない。 何を考えているんだ!! 






なかなか盛況のようである。 客は9割が女性客である。 当然であるが。 

男性は私のように付き合いできているのみである。 もっとも私の方は率先してきているのであるが。

また日曜日は、モンサンクレールのケーキ教室とかでかなりの行列が出来ており、実際 どのくらい待っていたのかまったく不明である。 少なくても1時間前の時点でほとんど 満席であったようだ(詳細は不明)。


一番印象に残っているのはやはりお客である。


  ・ ケーキ皿を4皿、5皿と注文し、いろいろと味見をしていた女性2人組。

  ・ 一人で席に座りメニューを見ること10分(?)。
    ようやく意を決したようにケーキ2個とコーヒーを注文した女性。

  ・ 我々と同じく、シューパリジャンばかり食べていた女性2人組。
     メモをとっていたところを見ると同業者か?(笑)


などなど。。

ワインとは違った人間模様を見る事が出来てなかなか楽しめた。